夢での話 お散歩フォトライター

ひろよしえ

2024年02月27日 21:33

2月27日 

 引っ越しで寝ている環境がかわったのか、おかしな夢を見ることが多くなっています。
 夢は見てうなされたり、笑ったりしても忘れてしまうものがほとんどなのですが、今回しっかり覚えているものがありました。
 今回はその夢での話です。

 どうも変わった世界を旅行中の話。
 ただ、この旅行の最中は変わっているとは、まるっきり思ってないのですが。。。
 
 ■私はある国のある旅客機にのった乗客の一人、ただ目的地や旅行目的は今は思い出せません。
 旅客機の窓側にすわっていた馬のお客さん(しっかり背広をきて2足歩行)が私に断ってから私の席の前を抜けて廊下側にでました。
 そのまま、前席の方に移動していきました。
 キリンのCA(首は人並みで2足歩行)になにか話しかけて、前方のトイレにはいったようです。
 
 しばらくして、目的地が近付いたのか下降を始める旅客機。
 トイレの馬のお客さんにキリンのCAがノックしても、帰ってくる言葉が
 甲高い「平和~」というい鳴き声。
 これが数回続いたところで、キリンのCAさんは困って、機内電話を始めました。
 
 しばらくしたら、降下をやめた旅客機の周りを、ヒョウ柄模様の戦闘機が囲んでいました。
 この国のエースパイロットのヒョウ隊長の一機が旅客機の窓ギリギリまでせまってきます。
 ヒョウ隊長機の側面には撃墜マークが21個(大きい星が2つと小さい星1つ)があるので、私でも見分けがつきます。
 この国の誇りとしてる軍に、自分たちが狙われている状態です。
 それでも、そのヒョウ隊長の戦闘機に向け、旅客機の乗客のセーター姿の豚や、ワイシャツ姿の猫が
 「平和~」「平和~」と口々にコールを始めました。
 もちろん私も「平和~」「平和~」とコールしていました。
 
 現在隣の国と戦争中なので、内乱とヒョウ隊長機が判断したら、即座に撃ち落されて22個目の撃墜マークがついてもおかしくない状態です。
 
 それでも、ヒョウ隊長機は反対側の窓にも戦闘機を寄せて、乗客のウサギのお嬢さんやカメのおじさんが「平和~」「平和~」とコールしているのをみて、いきなり引き上げていきました。
 トイレから紳士の馬さんが出てきたので、旅客機はそのまま着陸態勢にはいりました。

 ■場面は変わって、ライオン(トラ?)の皇帝の一室
 そこにペンギンの侍従長があたふたはいってきます。
 緊急事態の進捗を、一気に説明はじめした。
 
 ・民間旅客機がハイジャックされ敵国に向かうと思われたので、前線のヒョウ隊長編隊をインターセプトで向かわせたこと。
 ・ハイジャックという機長からの連絡だったが、トイレジャックの間違いであったこと。 
 ・トイレジャックとわかる前に旅客機にヒョウ隊長機は到達していたのに、命令に背いて旅客機を撃墜しなかったこと。
 ・該当の旅客機が飛行場に降りた後、「平和~」「平和~」のコールがどんどん飛行場に広がっていること。
 などなどの報告をペンギンの侍従長は皇帝におこないました。
 
 ペンギンの侍従長は 
 「命令違反したヒョウ隊長をまず罰しますか」
 「飛行場周辺を情報封鎖しますか」
 と皇帝にといました。
 
 ここまで、じっと話を聞いていた皇帝は
 「これは、わが国に新しい平和病がひろがった。新しいワクチン開発に時間がかかるから、しばらく続くだろう。もう戦争はしまいにするしかない」
 と述べ、戦争で失われた領土は奪還し、逆にいまは戦争相手国領土に入っている状態なので、まずは以前の境界線まで撤退する条件で即時の停戦を進めるよう、ペンギンの侍従長に厳命しました。
 
 ■場面かわって飛行場のコンコース
 「平和~」「平和~」のコールをしている私たちに、
 ライオンの皇帝から「終戦にむけた、停戦を即時に行う」という放送がされました。
 それを聞いて、感激のあまり隣にいた、馬の紳士とセーター姿の豚と抱き合って
 「平和~」「平和~」と泣き崩れました。

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 ここで、目が覚めてのですが、なぜ私が寝ながら泣いていたのか妻に問われ、見ていた夢を話をしました。
 その内容を散歩をしながら思い出し、書き起こしたのがこの物語です。

 戦後生まれの自分が戦争している国の住人という設定は、かなりリアルに感じました。
 戦争とかワクチンとかリアルな話なのに、登頂人物が動物の姿といのも変わってます。
 ただ、ほんとに夢の中ではなにもおかしく感じないものですね。
 ちょっと残念だったのは結局、夢のなかで自分はどんな動物だったのか、わからずじまいというところでしょうか。。。