2018年06月12日
やってはいけない十戒その後 社会人学生
6月12日
先日、「定年後やってはいけない十戒」について書かれた本を購入し、該当部分を拾い読みして、自分なりに考えました。
その上で一応本の頭から読んでみて、こういう生き方もありかなと思いました。
この著者は、ソニー子会社の社長経験、海外経験を踏まえて、経営幹部クラスの人材紹介会社を作りそのトップを80歳を過ぎてもされています。
その著者が、今まで経済を引っ張ってきた団塊世代が定年後巨大消費世代にはならない理由を端的に説明されていました。
一言でいえは、今までとなりの人と同じことを競うように行っていた団塊世代が、みな個別に行動を行い始めたため、10年前からいわれていたような同一消費ブーム(たとえば高齢者の豪華海外旅行ブーム 外車ブーム)がおこらなかったとされていました。
今回のように、定年後も自分にあった仕事(この著者の場合は社長業)を探す人の他、健康第一で過ごす人、趣味、地域活動に没頭する人など、多様です。
トヨタの昔のCMに「いつかはクラウン」というのがありましたが、今は全員が自分なりのベストをめざしているといえます。
理由は簡単、60歳の定年までは動きが単一にならざろう得ないからです。
つまり、自営業以外は会社勤めが多く、家庭を抱えているので簡単に収入源を不安定に変えることができません。
また、マイホームやアパートなど、生活拠点が比較的固定されているので、転勤族以外は固定族といえる状態です。
これが定年後は一変します。
住宅ローンはほぼ終わり、子供の教育も終わって手がはなれます。
今までの人生設計で一番お金と手間のかかる部分が終われば、仕事については収入優先から、自分の興味優先にすることができます。
メンテナンス費用だけで対応でるマイホームで暮らすのか、それを手放して自分の興味に一致する場所に転居するのか自由に選択できます。
このほか、いままでほぼみなキープできていた自分の健康や、親の健康レベルが人により差がでてきます。
つまり人生二毛作といっても、その実行内容は本当に人によって異なってくるといえます。
本人が健康であれば、自営業がおすすめとこの著者はいわれています。
自分なりに理由を考えると、何を重要視するのか定年後は人それぞれなので、会社などを新たに作るとまとまりにくいのではと思います。
私は地道に自営業の展開をしていきますが、皆さんも今後どのような自営業をされていくのか話を聞くのが楽しみですね。
Posted byひろよしえat22:05
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